yuzuha18の異世界見聞録

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yuzuha18の異世界見聞録

私的ファンタジー設定メモです

魔法の設定についてロジカルに考える②「魔法を使うには?」

さて、私の世界の「魔法」の大まかな外枠が決まってきました。

 

魔力について補足を。

当然の事ですが、

思った事が実際に起こるという事は

実際に起こるレベルで思っていなければいけません

 

つまり

「あのリンゴをなんかいい感じに」

などという漠然とした仮定では

実現させようがないのです

ちゃんと

「あのリンゴが火薬何個ぶんの力で爆散」

と 考えなければいけないのです。

 

この詳細な仮定をする能力が

その人の魔力量です。

 

物体を創造する魔法は

魔力がたくさん必要

というのはよくある話ですが

3Dソフトのモデリングや彫刻以上に

細やかな想像力が求められる為です。

 

同様に、まず破損前の状態を克明に理解している必要のある

治癒、修復

行き先の空間をきっちり把握している必要のある

転移

などは魔力がたくさん必要です。

 

でも私は前回の記事で

「人は魔力を貯めることができる」

と言いましたよね。

この貯めた魔力で何ができるかといえば、

想像力の足りない部分を「自然な形で」補ってくれる

ということにしましょう。

いくら詳細な形を思い描いても、

生み出す物体の分子構造まで一から考えるなんてことは

できません。そこで

水、鉄みたいに想像すれば、その集まりが自然な形で生成される

その際、大まかな量や形はその場での仮定

つまり本人の想像力に左右される「単位時間あたりの魔力」で、

より細かな分子構造などは貯めて置いた魔力

つまり普段からどれだけ考え事をしているか、

あるいは貯められる魔力の上限はどのくらいかに左右される

ということにしましょう。

 

さて、この時点で

魔術師には2つのタイプが存在しています。

つまり

「単位時間あたりの魔力がすごい」集中型魔術師と

「魔力の貯蓄量がすごい」コツコツ型魔術師です。

仮に集中型はコツコツが苦手、コツコツ型は集中が苦手とすると

同じ魔法を使うにも方法が変わってきます。

 

治癒魔法を例にとってみましょう。

例えば、人が片腕を失って、その復元を依頼されたとしましょう。

 

集中型魔術師は「その場で想像できる範囲」は簡単に実現できますが

分子構造などオートに頼る余力はあまりありません。

ですので、できるだけ事細かに腕を想像して、一気に欠損部を復元させます。

 

一方のコツコツ型魔術師は「想像力」が足りません。

しかしオート機能はたくさん使えるので

「まずは骨があります。オート再生。その次に筋肉。はい再生」

という風にオートをふんだんに使って、いちいち事実を確認しながら進めるでしょう。

 

つまり、想像力豊かな日本人はいちいち声に出してブツブツ考えない集中型。

そのため

「なっ!? 詠唱もなしでそんな大魔法を軽々と!?」

ということになるのです。

反面、常日頃魔法の勉強をしている異世界のエリートはコツコツと魔力を貯めているのに、軽く主人公に凌駕されて落ち込むわけですね。

 

つまり呪文の詠唱は具体的な感覚をつかむための

ルーチンワークとして広く共有されているもの

そのため時代や場所によって様々なものがあり

想像さえできれば必ずしも必要ではありません。

必要なことは起こる現象をより具体的に形にする

イメージすること、というわけ。